人を愛しすぎてしまう人たちに祝福を

めいちゃんのブログです

大好きな人とクリスマスを迎えたかった。

めいちゃん主催パーティー第2弾

FORMATION Xmas Party


DJ

小西遼(from CRCK/LCKS)

fanamo’(from 踊foot works)

Kumachang

バスキン亭ロビンス

Food ナカマラさん

Drink ゆうせい

 

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大好きだった男に振られてしまった。

22歳の誕生日を迎える何ヶ月も前から、

「横浜のクラシカルなホテルに泊まりたいな、

あと、ジュエリーと花束のプレゼントがほしいの」という話をしていた。

しかし、22歳を迎えるまで私たちの同棲生活は持たなかった。

 


彼氏とちょっといいホテルに泊まって、

お花とジュエリーをもらうという

ひどくオーソドックスな誕生日の過ごし方に憧れていた。

その日くらいは、お姫さまになりたい。

思い切りおしゃれをして、好きな人とロマンティックな日を過ごしたい。

馬鹿みたいだけど、それが私の夢だった。

 


夢が崩れてしまった私は自暴自棄になって

「あー今年の誕生日は自分でバースデーパーティーでも開いちゃおっかな〜」とツイートした。

 


「それ絶対行く!!!」と友達からすぐリプライが飛んできた。

「僕、DJやるよ」と言ってくれたのがクマちゃんだった。

 


その瞬間、絶対にパーティーを開こうと決意した。

そうだ、私には友達がいる。

こんなに心強い友達がいるじゃないか。

 

 


だから、自分の誕生日パーティーを開いた。

パーティーが終わると、

クリスマスパーティーも開いてよ、と口々に言われた。

今年は彼氏がいないから予定がない、さみしいんだ、と。


彼女たちに捧げるパーティーを開こうと思った。

今度は自分のためじゃなく、

みんなのためにパーティーを開こうと思った。

 


私はというと、クリスマスは

好きな男の住む街へ旅行しに行く予定を立てていた。

接客業で一番の繁忙期といってもいいクリスマス時期に、

一週間まるごとバイトを休ませてくれと頼み込んだ。

彼にあげるクリスマスプレゼントももう決めていた。

好きな人に会えるのが、待ちきれなかった。

 


結末はみなさんご存知の通り、

私はまたしも振られた。

 


「また男に振られましたー!」とパーティーでMCすると、

みんなは歓声で迎えてくれた。

「ありがとう。あのね私…友達と音楽があればいいって

大口叩いていたけれど、パートナーがいないクリスマスを

一番怖がっているのは私自身なんだと気付いたのよ。」……

 


ひとりで過ごすのが怖かった。

大好きな人とクリスマスを過ごしたかった。

そうやって冬を越え、一緒に春を迎えたかった。

厳しい寒さも、うだるような暑さも、

どんな季節が巡ってきても好きな人とだったら

軽い足取りで乗り越えてゆけると信じたかった。

変わらずに過ごしたい。

たとえ…たとえ私が変わっても、彼が変わっても、

ただそこに変わらないものが、

唯一ただそこに信じられるものがあると思いたかった。

信じたかった。なにかを。

ごめんね、弱くて。笑うなら思い切り笑ってよ。

 

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DJがクリスマスソングを流す。

「きっと きみはこない ひとりきりの クリスマスイブ」

私は…私は耐えられなくって、その場にしゃがみ込んで泣いてしまった。

するとすぐさま周りの女の子たちが私を囲んで

「大丈夫、みんなここにいるよ!」と

私の腕を引っ張って立ち上がらせてくれた。

なんて、なんて美しい光景なんだろうか。

私はこの時のことをずっと忘れないだろう。

そうだ、みんなここにいるじゃないか。

一緒にいてくれる人たちがこんなにもいる。

夢が叶わなくても、もう一度立ち上がらせてくれる友達がいる。

人生でもっとも美しく力強い瞬間。

一人で生きるにはあまりにも弱すぎる僕らは、

こうやって誰かに背中をさすられながらなんとか生きてゆく。

 

 

ねぇ…生きてると、思う通りにいかないことばかりが続くものですね。

ひどいニュースが溢れすぎてもうどうやって怒ったらいいのか分からないし、

時には街の人に冷たくされたりして、無性に悲しくなったりしますね。

ましてや大好きな人とお別れしたり、とか。

どれだけ涙を流してもやりきれないことばかりですね。

 

 

 

でも、これだけは絶対に覚えててほしい。

きみはひとりじゃない。

 


私の手はふたつしかないから、

握れる手も、さすれる背中も限りがあるけれど、

それでも私はきみのことを思っている。

この汚れだらけの両手をせめてきみへの祈りに捧げさせてよ。

 


きみが自信なさげにうつむくその横顔が好きだ。

言葉が出てこなくって涙が止まらないきみの泣き顔が好きだ。

ベッドから出られなくてただ横たわり、スマホをいじるときの死んだような顔。

心療内科から処方されたいくつもの薬をコップに入った水で飲み込む君。

恋人からしばらく返信がないだけでひどくイライラしているときのその顔。

 


きみは美しい。誰よりも美しいよ。

君の混乱に乾杯、君の葛藤に乾杯!

わたしはきみのことをずっとずっと思っている。

きみの人生に祝福がおとずれますように、と心の底から祈っている。

もし、きみがひとりだと感じたときは私を思い出してほしい。

 

小西遼は、パーティーの終わりに私をハグしながら、

「いつでも呼んでよ」と言った。

だから彼の言葉を借りたい。


いつでも呼んでよ。きみのためならすぐ駆けつけるよ。

私はただきみのために在りたいんだ。本当にそう思ってるよ。

今があまりにも苦しいのなら、私たちと一緒にいたらいい。

たとえ手を強く握れなくても、ただきみの側にいよう。

私がきみの人生を祝福するよ。

 


Formationを組もう。

 

 

 

You've Got a Friend

Carole King

 

Carole King - You've Got a Friend (Audio) - YouTube


When you're down and troubled 

And you need some loving care

And nothing, nothing is going right

 


落ち込んで苦しい状況にいるとき

温かな思いやりを必要としているとき

そして何もかもうまくいかないとき

 


Close your eyes and think of me

And soon I will be there

To brighten up even your darkest night

 


そんなときは目を閉じて、私のことを思い出して

すぐにあなたのところへ行くわ

今までなかったような暗い夜でさえも明るくしてあげる

 


You just call out my name 

And you know wherever I am 

I'll come running to see you again 

Winter, spring, summer or fall 

All you have to do is call 

And I'll be there 

You've got a friend 

 


ただ私の名前を呼べばいいの

私がどこにいたってわかっているでしょ

あなたに会いに走っていくわ

冬であろうと、春、夏、秋であろうと

呼びさえすればいいの

私はそこにいるから

あなたには友達がいる

 


If the sky above you 

Grows dark and full of clouds 

And that old north wind begins to blow 

 


かなたにある空が

暗さを増し、たくさんの雲を呼び込んでも

そしてあのいやな北風が吹き始めても

 


Keep your head together

And call my name out loud

Soon you'll hear me knocking at your door

 


慌てないで落ち着いて考えてね

そして大きな声で私の名を呼んでね

すぐにあなたのドアをノックしに行くわ

 


Ain't it good to know that you've got a friend

When people can be so cold

They'll hurt you and desert you

And take your soul if you let them

Oh, but don't you let them

 


友達がいるって素敵なこと

人はとても冷たくなることもあるわ

そんなときはあなたを傷つけて見捨てたり

あなたが許せば魂までも奪ってしまうかもしれない

だけど、それはさせないでほしい

 


You just call out my name

And you know wherever I am

I'll come running to see you again

Winter, spring, summer or fall

All you have to do is call

And I'll be there

You've got a friend

 


ただ私の名前を呼べばいいの

私がどこにいたってわかっているでしょ

あなたに会いに走っていくわ

冬であろうと、春、夏、秋であろうと

呼びさえすればいいの

私はそこにいるから

あなたには友達がいる